「梨壷五歌仙」シリーズは、当時の江戸美人を平安時代の女流歌人に見立てて描かれている美人画で、こちらは紫式部を題材にした国貞の作品となります。 左上には「源氏物語」で有名な紫式部の歌『めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よは)の月かな』が描かれています。友とのあわただしい再会を月に託して惜しんだ歌です。 全体的なくすみと、左上に少々欠けがございますが、状態は比較的良好かと思います。 他にも多数の浮世絵を出品しておりますので、是非ご覧ください。 種類···浮世絵
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