他にも2000冊ほど出品中= 【 #そるてぃ書店 】 目次=写真2枚目以降 毎度ありがとうございます。古本につき読書用とお考え下さい。詳しい状態などお知りになりたい方は、お気軽にコメント下さい。 この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #202110 【内容紹介】 1972年のフランスでのこの裁判は、世界のフェミニズム運動に大きなはずみを与えた画期的な事件となった。きっかけは、ごく普通の女子高校生だったマリ=クレールが、強姦され、ヤミで中絶せざるをえないせっぱつまった状況に追いやられたことだった。本人のマリ=クレール、彼女を助けた母親とその同僚たちを裁くはずだった裁判は、法律を断罪する裁判にかえられた。16歳の少女は、期せずして、この歴史的事件のヒロインになったのである。フランスで、この裁判がマスコミに報道されるにおよんで、世論は沸騰し、議論は二分した。中絶裁判の記録を出版すること自体、法に触れる行為であったが、世論の圧力と選挙前の政治的流動性に助けられて、本書は発売禁止をまぬがれた。これは人間の品位と知性と勇気の結晶的表現であり、法と社会との生きた関連を見る上でも不可欠の書といえよう。 ボビニー裁判 (Procès de Bobigny) とは、フランスのボビニー(セーヌ=サン=ドニ県)で1972年の10月から11月にかけて行われた人工妊娠中絶に関する裁判である。強姦の犠牲者で当時非合法であった中絶手術を受けた未成年者、および中絶の手助けをした彼女の母親ほか3人の女性が裁判にかけられ、被告代理人を務めたのはフェミニスト活動家として知られるジゼル・アリミ弁護士であった。この裁判はメディアで大々的に取り上げられて大きな反響を呼び、人工妊娠中絶の合法化への道を切り開くことになった。 #ジェンダー #フランス #そるてぃ書店 #中絶 #法律の本 #フェミニズム #オレンジの本棚 #裁判記録
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