1970-80年代にかけて販売されていた、ジュピター・jupiter#4814です。 この個体は他のストレイナーを装着していた過去が有り、その為の穴が空けられています。 本来のストレイナー下に隠れる箇所も有りますが、目立つ3箇所は0.1mm厚ステンレス板をカットして塞いでおりますので、画像ご確認下さい。(3,5,7枚目画像) ジュピターは当時のPearl最上位モデルです。 55,000円と高価な設定で、現在の様に値引が当たり前の時代では無かったので、万人が気軽に買えるモデルでは無かったと思います。 ジュピターが有名になった理由の1つは、ネーミングです。 当時パールのスネアは数字のみか数字とアルファベットの組み合わせの型式で、ジュピターも5インチは4814、6.5インチは4914という型式ですが、唯一ジュピターのみは「ジュピター」という愛称が付いていました。 ジュピター=木星という神秘的なイメージと、突出して高価な価格設定、メカメカしい複雑なストレイナー構造とその容姿などが重なって「高嶺の花」的な位置付になったと思います。 現在でも海外では人気が高く、びっくりするような高額で取引されています。 当時はどこのメーカーも6.5インチが流行っていたのか、5インチは市場に少なかったように記憶しています。 1mm厚ブラスシェルに、インナーミュートを搭載しています。 最大の特徴はパラレルアクションで、対角線上の2つのストレイナーがシェル内部のロッドで連動しており、レバー操作でスネアワイヤー両端が同時に上下します。 スネアワイヤーは全面当たりとなり、スネアワイヤーがボトムヘッドのみならず、フープにも接触する事によって、細微なゴースト時もスネアワイヤーが共鳴するという仕組みです。 更にパラレルアクションは、スネアワイヤーを好みの張り加減を維持した状態でボトムに触れたり離したりする事ができます。例えばスネアワイヤーがボトムに触れるか触れないかスレスレの位置に固定する事も出来ますので、微妙なスネアワイヤーの表現が可能となります。 この機能はパラレルアクションでなければ実現できません。 現在は専用スネアワイヤーの入手が出来ません。この個体はパールS-025を加工して装着しています。 お値引きご相談に応じますので、ご希望金額をお知らせ下さい。 種類···スネア
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