パキスタンの水晶はギルギット産やスカルドゥ産、またはシガール渓谷産と表記されている物が多くあります。 しかし実際はそれらはオリジナルの産地では無く、集積地としての産地表記になっています。パキスタンの人々はおおらかと言うか大雑把と言うか、余りその辺は気にしない様です。 あるパキスタンバイヤーに聞いたのですが、採掘者からの情報は詳しく聞いておらず、購入する側も余り気に掛けていないそうです。 シガール渓谷の奥にはK2に源を持つバルトロ氷河が有ります。その中間辺りに世界中のクライマーのメッカであるトランゴタワーが有ります。大変素晴らしい山岳で、パタゴニアのパイネの角と肩を並べる山容です。是非その付近で採れた水晶が欲しいと情報を探してようやくその辺りで採れたよと言う水晶に巡り会いしました。 特徴は内包されたバイオタイト(黒雲母)で、透明度もあり、表面には独特の紋様が有ります。シルバールチルも見られ水晶としても最高峰の迫力を感じます。 産地のパワースポットの力が込められた力強い水晶と思います。 63.6×29.2×24.0mm 55.07g #水晶 #スモーキークォーツ #パキスタン #カラコルム #スカルドゥ #シガール渓谷 #原石 #バイオタイト #シルバールチル #トランゴタワー #透明度 #パワーストーン #スピリチュアル