わっぱ弁当箱のコレクションから出品したします。 祖母が大切に実家の蔵で保管していた物です。 白木曲げわっぱニ段重箱 横幅12㎝ 深さ 上段3.5㎝ 下段6.5㎝ 丸ニ段 中型サイズ。 普段使いにはちょうど良いサイズです! まあるい曲げわっぱがニ段になった弁当箱。段の間には仕切りがなく、蓋のみが付いたシンプルな作り。二段、もしくは一段のみでも、蓋を付けて使うことが出来ます。 自然の力を生かした伝統工芸品 厳しい冬に耐えた秋田杉は美しい光沢があり、それを曲げて作る曲げわっぱは、精巧で長年狂いが出ないと言われています。樹齢150~200年の天然秋田杉を用いて作られる曲げわっぱは、耐久性の良さはもちろん、“夏は保冷、冬は保温”と、自然の力を最大限に活かした秋田の伝統工芸品です。秋田杉が、まるで呼吸するかの様にご飯の水分を吸い、湿気をほどよく保つ事で、わっぱに詰められたご飯は格段の美味しさになります。曲げわっぱに詰めるだけで、いつものお弁当が凛々しく、蓋を開けると杉の香りもほのかに広がり、美味しさがぐっと膨らむように感じます。 曲げわっぱの歴史は古く、奈良時代まで遡ると言われています。その昔、木こりが杉の生木を曲げ、桜皮で縫い止めた弁当箱を作ったのが始まりだと言われています。 大館曲げわっぱの生産が盛んになったのは、今から約400年前。昭和55年には、国の伝統工芸品指定を受けています。日本各地に様々な曲げ物がありますが、その中でも伝統工芸品と指定されているのは大館曲げわっぱのみであり、その優れた技術を評価されています。 蓋に少し染みがありますが未使用です。 画像で確認して下さい。 購入当時の箱、包み紙付きですが、箱と紙の状態は悪いです。 よろしくお願いいたします。