『THE SCREAM/Let it Scream』 「スクリーム/レット・イット・スクリーム」(1991年リリース) ポール・ギルバートがMR. BIG参加のために抜けてしまったため、解散を余儀なくされたRACER Xのメンバーが結成したバンドとして話題を呼んだTHE SCREAMの唯一のオリジナル・アルバム。 結局スコット・トラヴィスもJUDAS PRIESTに引き抜かれたため(本作では作曲クレジットに名前が残っています)、残されたブルース・ブイエとジョン・アルデレッティは、元SHARK ISLANDのドラマー、ウォルト・ウッドワード Ⅲを招き入れ、ヴォーカルにはジョン・コラビを据え、91年にデビューします。 プロデュースは大御所エディ・クレイマー、同僚であったRACER Xのジェフ・マーティン、更に当時のジェフが参加していたBADLANDSのヴォーカリストである故、レイ・ギラン、元ALCATRAZZのジミー・ウォルドをゲストに迎え、かなり聴き応えのある正統派ハード・ロックを聴かせてくれます。 テクニシャン揃いであったレーサーXのイメージはなく、ツェッペリン色の強いサウンドから、モトリー、ガンズに近いLAメタル色まで、同時代のブルース回帰を強調したバンド勢よりはキャッチーなメロディが個性であったと思います。 結局ヴィンス・ニールの後釜としてMOTLEY CRUEに参加したジョン・コラビが在籍していたバンドとしての知名度が高くなってしまった気もしますが、彼のヴォーカルがあってこその味わい、渋さが確かに売りになっていると思われます。 80年代的アプローチはまさにヴィンスが歌ってもピッタリのセンスの良さがあり、ソング・ライティングに長けていたバンドだ。 ☆サンプル盤 ☆廃盤 ☆貴重盤 ブックレット 良好 盤質 概ね良好 (音に影響の無い擦り傷少し) 帯付き!! 帯背部分の色褪せ無しは非常に珍しい!! #ザスクリーム #スクリーム #ヘビィメタル #ハードロック #Racer_X #レーサーエックス #ジョンコラビ #モトリークルー #レイギラン #Motley_Crue #Metal THE SCREAM