スイス出身でフランスを中心に世界的に活躍した大指揮者エルネスト・アンセルメが、1950年代前半に名門パリ音楽院管弦楽団や手兵スイス・ロマンド管弦楽団と残したラヴェルの貴重な録音(モノラル)です 【日本国内初CD化盤】 ※現在入手困難 アンセルメといえばスイス・ロマンド管弦楽団と言えるほど、このコンビはデッカによる優秀な初期ステレオ録音による名演の数々が世界的に有名ですが、それらはアンセルメ最晩年のものでした。このCDはその約10年前、アンセルメがもっとも精力的に活動していた時期に録音されたものです この録音ではなんといっても当時フランス最高のオーケストラと言われていたパリ音楽院管弦楽団との録音が貴重です。圧倒的な個人技と独自のサウンドの魅力を、アンセルメが巧みにコントロールしています。特に個人技がものを言う「ボレロ」は、パリ音楽院管弦楽団の首席奏者たちの妙技を堪能できます 手兵スイス・ロマンド管弦楽団との録音も、晩年のステレオ録音に比べてより勢いと新鮮さがあり、聴き比べの楽しみもあります 作曲者ラヴェルと深い親交のあったアンセルメが信頼されたのも納得の名演揃いだと思います モノラル録音ながら聴きやすい優秀な録音です 〈収録曲〉 1ボレロ 2ラ・ヴァルス 3亡き王女のためのパヴァーヌ 4組曲「クープランの墓」 5優雅で感傷的なワルツ エルネスト・アンセルメ指揮 1~2 パリ音楽院管弦楽団 3〜5 スイス・ロマンド管弦楽団 ☆CD盤面に小さな傷がありますが、再生には問題ありません(再生確認済み)。ケースや解説書等はきれいです。
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2021.9.03