三代 清石（川谷内正廣）波車蒔絵棗　内梨地　共箱　輪島塗　薄茶器　茶道具

三代 清石（川谷内正廣）波車蒔絵棗　内梨地　共箱　輪島塗　薄茶器　茶道具

サイズ：径・約7.2ｃｍ　高・約7.2ｃｍ　 付属品：共箱、共布、栞（茶筅はつきません） 発送　：60サイズ段ボール 中古です。状態良好無傷です。 質感もよく蒔絵もしっかりしていて、内側は少し飴色っぽい梨地です。 上質な輪島塗のお棗です。 ちなみに普通に当たり前の話だと思うのですが、蒔絵に、より多く金が使われている方が、お値段は高いのではと思います。 どうぞご参考まで。 写真を撮影するのにライトをあてています。 写真は地が朱に見えますが、自然光ですともう少し暗めでこげ茶の感じです。写真7枚目は蛍光灯の下で普通に撮ってみた画像ですのでご参考にしていただけましたら幸いです。 蒔絵は波車文です。片輪車蒔絵とも言います。 平安貴族が乗る牛車の車輪は木製ですので、乾燥するとタガが外れてしまうため、川に車輪を沈め乾燥を防いでいるという風景の意匠です。 水があるので暑い頃に使います。・・・と、よく聞く説明はこんな感じかと思います。 ですが、牛車なんて使わない今の世に、この文様の蒔絵が何故当たり前のように存在するのでしょう。 この意匠のすごいのは、これが平安時代からあるということと私は思うのであります。 平安時代の名品という東京国立博物館所蔵の国宝『片輪車文様蒔絵螺鈿手箱』がこの意匠では一番有名と思います。 単に伝統模様ですと片付けてしまうにはとても惜しいです。 ここまで拙い説明にお付き合いして下さった方々は、もうすでに日本伝統の伝播者様です。(笑) このようなことが、些細なことでも、ずっと次の世代へつながって行けばいいなぁと思う所です。 発送は60サイズ段ボールを予定しています。 どうぞよろしくお願いします。 とめ3

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