昭和天皇の「極秘指令」参議院議員平野貞夫　昭和天皇　田中角栄

昭和天皇の「極秘指令」参議院議員平野貞夫　昭和天皇　田中角栄

昭和天皇の「極秘指令」 調印後6年間も放置されてきた核防条約が、なぜ、紛糾に紛糾をきわめた1976年の「ロッキード国会」において承認されたのか？　この裏では、日本と人類のために40年間苦悩されてきた天皇陛下の、「あるご意志」が強く働いていた。天皇と政治の関係を憲法改正前夜の日本人に問うため、究極のインサイダーたちの証言をもとに構成した、超弩級のノンフィクション！ 目次 まえがき 昭和天皇が託された願い 序章 前尾衆議院議長の遺言 昭和天皇のある「ご意志」 核防条約に残された謎 衆議院議長の真の力 9 第一章 昭和天皇と田中角栄 自民党独裁政治の申し子 社会的弱者の救済を 権力の階段 天皇のエリート官僚びいき アメリカの虎の尾 田中首相は天皇が苦手 外国人の天皇観を逆手に 天命が田中角栄を見限った理由 三木政権の功罪 第二章 「ロッキード国会」の真相 原稿用紙三二九枚の覚書 戦後最大のスキャンダルの裏側 侍従長日記の興味深い記述 捏造された診断書 証人喚問が定着しないわけ 国会決議は冷酒 誰も予想しなかった「三木首相親書」 前尾議長の斡旋に託す自民党 衆議院議長が万能になる条件 前尾議長に頼り切る三木首相 社会党左派の誘い 田中前首相への引退勧告 「解散は絶対にさせない」 CIA資金の行き 中曽根幹事長の奇妙な動き 灰色高官公表に関する裏協定 民社党の極秘工作 第三章 衆議院議長の決意 解散阻止への異常なエネルギー 外国からの資金提供と幹事長 議長への「天の救い」 鬼の形相 憲政史上初の会談 郡大子佃秘て出県 「宮本武蔵の心境か」 議会政治史百年で初のケース テレビに出たいがために 衆参両院議長の覚書の中身 息を呑む書記長 党首会談の早期開催の執念 「なんとか今夜中に五党首会談を」 一番長い日 共産党宮本委員長の仕切り 鬼気迫る議長の執念 核防条約にこだわる議長 社会党親中国派の反対 戦後政治史の謎 わずか一日の質疑 その後のロッキード事件 第四章 放置された核防条約 国会承認までに要した六 核防条約の真の狙い 5 二つの意義 不戦を誓った側面 統一されなかった国論 インドの核実験で昭和天皇は 反対派の巧妙な抵抗 自民党タカ派がつけた条件 146 議長として最後の仕事 前尾議長の奏上が長い理由 各国元首の天皇への質問 前尾議長が知った天皇

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