レア 廃盤 貴重盤 コレクターズ・アイテム CD4枚組 ボックス・セット 概ねコンディションは良いかと思います。 ジョイ・ディヴィジョンの苦悩に満ちた曲の数々は、ドアーズからブライン・イーノにまで通ずる芸術的妄想に支配されていたが、単なるノスタルジーや見せかけの卑屈さでは決してなかった。強烈に印象的なサウンドだけでなく、その赤裸々に孤独な心をさらけ出す姿は多くのファンを魅了し、それまでの一過性のポップ・カルチャーとは一線を画していた。ジョイ・ディヴィジョンはいろいろな意味で時代から外れたバンドだったが、1980年のリード・ボーカル、イアン・カーティスの自殺がそのイメージを増長した。イギリス、マンチェスター出身のこのバンドがわずか2年の活動で残した遺産は、残されたメンバーによって結成されたニュー・オーダーに受け継がれ、カート・コバーン(ニルヴァーナ)のカーティスに通ずる精神破綻、レディオヘッドのサウンドへとつながっているのである。にもかかわらず彼らの音源がこれまであまり発売されなかったのは、レコード会社の大量生産主義のあおりを受けていたからである。そしてようやくここに81曲入り豪華装丁ボックス・セットが、ジョイ・ディヴィジョンの決定版として登場したのだ。ジャーナリスト、ジョン・サベージとバンドメンバーのバーナード・サムナー、ピーター・フックが共同でジョイ・ディヴィジョン時代の作品を4枚のディスクにテーマ別に編集。ディスク1-2はアルバム『Unknown Pleasures』、『Closer』からそれぞれシングル、デモ、アウトテイクをセレクト。ディスク3はBBCやPeelでのセッションやみ発表のアウトテイクを満載。最後のディスク4はジョイ・ディヴィジョンの本質にせまる1枚だ。17曲のライヴ音源は彼らを象徴するベストテイクであるだけでなく、7か月しか続かなかった彼らの全盛期最高のステージなのだから。付属のブックレットにはまるで『羅生門』を思わせるメンバーの写真や、印象主義的な画像がエッセイに散りばめられている。そして一番重要なのがイアン・カーティス作の歌詞。ジョイ・ディヴィジョンの安らぎに飢えた心の本質を成していた、包み隠しのない苦悩の詞が力強く訴えかけてくる。 PUNK NEW WAVE Gothic THE DOORS RADIOHEAD NIRVANA
条件がうまく整理できない、いま住み替えられる物件を探したいなど、あなたの状況に合わせた住まいの探し方を選ぶことができます
店舗相談やビデオ通話相談等から選べます。
相談方法を選ぶアドバイザーに相談する無料(土日祝日OK 10:00〜19:00)