書道 硯 カニ硯４① 大硯
書道 硯 カニ硯４① 大硯
未使用の硯でしたが、みにすた流のチューニングをしたカニ硯です。 作者と石の記載が特にないのですが、作風としては雨畑流で、石は龍渓石（長野）を使っている感じです。 龍渓石を使った雨畑の職人の硯と判断しています。（分類は、雨畑硯に入ります） 正直な所、作硯技術はまぁまぁです。 いくつか、こんな感じに処理して欲しかったなあ、って部分があります。（硯の美的感覚とか、バランス感覚とか、仕上げとか、微妙な処理部分です。） 別に、硯としての使い勝手に問題があるものではないので、カニの飾り彫りのある、珍しく面白い硯だと思います。 チューニングは、かな、漢字向けにチューニングしました。 固形墨が速くおりて黒々とする様に作っています。粗くは作らないので、墨色と伸びも良いと思います。 （仮に私が粗く作っても、市販の端渓硯、メルカリで売られている普通の硯より墨色伸びとも良いと思います。作り方が違うので。） かな全紙、漢字半切～ほとんどの人の漢字全紙、程度までは使えます。 サイズ：21.0×12.8×3.0㎝ 重量：1kg超 ＊墨と同梱であれば400円／本お値引きしております。 ＊発送は全て輸送補償のあるメルカリ便を使用しています。 チューニング：墨おり、墨色、墨の伸びを良くして、よい字・画が書ける様にする整備の事です。私の硯を使って、字が上手くなった気がするとよく言われます。 （補足） 硯、墨、墨色の原理原則について、東京、埼玉、神奈川、大阪、京都、インターネットで説明会をやっています。 墨が速くおりる、粒度細かく下りる、墨色がよい、墨が伸びる、運筆が良い、全て原理があります。 墨色、墨液を語れる人が日本にいません。 もっと、より良い書画の世界を伝えたい、そう思っています。 書 書道具 墨 硯 スズリ すずり かな 仮名 漢字 日本画 水墨画 墨絵 絵手紙 端渓硯