インドネシア、スラウェシ島の 山岳地帯に位置する タナトラジャのイカットです。 天然染色、手紡ぎ、手織りの 伝統的な本物イカットです。 お土産物等で売られている 観光客向けではありません。 30年前に買ったビンテージ物です。 こういったものは現代では 織られなくなっておりますので 年々貴重になってきています。 現に昨今では草木染めも 少なくなってきているそうです。 アンティークショップ等では 10万円以上します。 柄は鉤文様、幾何学模様で、 とても力強い模様が特徴です。 スラウェシの秘境とも呼ばれる タナトラジャでは、 独自のアニミズムによる 伝統的な儀式が現在も行われており 水牛の角を表した鉤文は 祖先を崇拝するものと言われています。 綿の糸を手で撚って織られているので タペストリーだけでなく 敷き物としても良いくらいの 強い織物です。 サイズ 縦:約165㎝(フリンジ除く) 横:約142㎝ ※素人の採寸となりますので若干の誤差は予めご了承ください。