イグナツィ・ヤン・パデレフスキ/ヨーゼフ・ホフマン/セルゲイ・ラフマニノフ/ベンノ・モイセイヴィチ/ヴラディミール・ホロヴィッツ/ジェルジ・シフラ/マレイラ・ヘス/アルトゥール・ルービンシュタイン/フランシス・プランテ/アルフレッド・コルトー/ヴィルヘルム・バックハウス/エドヴィン・フィッシャー/エミール・ギレリス/スヴャトスラフ・リヒテル/アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ/グレン・グールド/クラウディオ・アラウ/アニー・フィッシャー(p) -- 内容(「CDジャーナル」データベースより) Amazonより 『アート・オブ・ピアノ』は、20世紀のピアノ演奏者の横顔を、爽やかにストレートに表現した。106分と長篇映画並みのドキュメンタリー作品だ。フォーマットはシンプル。映像に収められたことのある偉大なピアニストたちを、実質上すべて短いセグメントに並べ、ときにはピアニスト自身、あるいは後年の指揮者や世界レベルの音楽家とのインタビューからの抜粋で膨らませた。本作のために特別に撮影されたダニエル・バレンボイム、サー・コリン・デイヴィス、エフゲニー・キーシン、ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー、タマーシュ・ヴァーシャリーの映像も含まれている。ジョン・トゥーザのナレーションが20世紀のピアノ音楽の俯瞰を解説。このDVDの中心は歴史的な映像の貴重なアーカイブとして、大いなる質を備えていることだ。グールド、ホロウィッツ、パデレフスキ、ラフマニノフ、リヒテル、ルービンシュタインを始めとする多くのピアニストらの演奏を抜粋している。インタビューは短いが洞察は鋭く、これだけの数の尊敬されるピアニストたちが一堂に会する映像は文字通り、目をみはらせる。こうした巨匠たちを、LPあるいはCDでしか知らなかった人に特にお勧めだ。本作品は同シリーズの『The Art of Singing』と同じく、1枚のDVDに収めたものでは現在のところ決定版と言える。関連録音の音源を“サイレントの”時代から集めた映像まで含んでいる。(Gary S. Dalkin, Amazon.co.uk)