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棗形の釜に、兎・浪・月の文様が押してあります。これら3つの文様がある釜を竹生島釜といい、謡曲「竹生島」を基にしたものです。 重要無形文化財保持者・長野垤志氏の著書によれば、この竹生島文は室町末期から江戸中頃まで流行した文様であったと言います。(画像参照、茶の湯釜全集3より引用) 鬼面鐶付も芦屋に見る非常に手強いものです。 底は生底で三足がついており、古式です。湯口(底の丸いところ、鉄を流し込む箇所)は、投げ捨てられたままで仕上げていません。長野垤志氏によると、明治以降は仕上げますのでこれは江戸時代の釜の証です。(画像参照、茶の湯釜全集7より引用) 釜の状態は経年の劣化や錆びが見られます。 茶道用の電熱器で3時間ほど沸かしましたが、水漏れはありませんでした。 箱はありませんので、よく梱包してお送りします。 高さ約19cm(蓋除く)、直径約22.5cm(鐶付除く)、口径約15.5cm 鐶付は鬼面、共蓋 ★個人で収集、保管したものなので、経年の劣化や傷、錆びがあります。写真をよくご覧いただき、購入をご検討ください。 ★鑑定などは一切行っておりません。あらかじめご了承ください。 ★何か気になることがございましたら、お気軽にご質問ください。 #茶道 #茶道具 #釜 #茶釜 #大西清右衛門 #長野垤志 #芦屋 #謡曲 #表千家 #裏千家 #武者小路千家
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