図柄表:ファスケスを手に座すマリアンヌ 図柄裏:銘文とリース 発行地:フランス共和国パリ造幣局 発行年:1907年(第三共和制) 彫刻師:Jean Auguste Barre 銘文表:REPUBLIQUE FRANÇAISE 1907 BARRE 銘文裏:INDOCHINE FRANCAISE PIASTRE DE COMMERCE A TITRE 0,900 POIDS 27 GR 額 面:1ピアストル 材 質:銀(.900) 直 径:39.0 mm 重 量:27.0 g 分 類:KM 5 状 態:極美品 備 考:貿易銀 本貨は、フランス領インドシナで流通した貿易銀である。アンティークコインの代表格として、絶大な人気を誇る一枚。直径39mmの大型銀貨であり、その存在感は目の前の者を圧倒する。年号違いで何枚持っていても楽しめ、所有者を飽きさせない魅力を秘めている。 フランス領インドシナとは、1887年から1954年までの間フランスの支配下にあったインドシナ半島東部の地域を指す。具体的には、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマーがインドシナと呼ばれる(マレー半島を除く)。第二次世界大戦戦後、各国はフランスからの独立を果たした。 本貨は3つの造幣局によって生産が行われていた。インドシナで造幣は行われず、パリ、ヒーストン、サンフランシスコで発行されたものが持ち込まれて流行した。下記、造幣局を列挙する。 A:フランス共和国パリ造幣局 H:イギリス連合王国バーミンガム市ヒーストン造幣局 無刻印:アメリカ合衆国サンフランシスコ造幣局
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